■目次
第1章 PMOの現状と課題
-求められるPMOの方向性を考える
1.1 PMO普及の背景と一般的なコンセンサス
1.2 PMOの抱える課題
1.3 求められるPMOの役割と成果
第2章 PMOの組織と役割
-最適なPMOの組織形態と役割を考える
2.1 PMO組織フレームワーク
2.2 PMOの役割と機能① 参謀型PMO
2.3 PMOの役割と機能② 管理実行型PMO
2.4 PMOの役割と機能③ 事務局型PMO
2.5 役割・機能と『型式』
2.6 全社的PMO
2.7 個別プロジェクトのおけるPMO
2.8 PMOの進化系
第3章 PMOの人材とスキル
-PMOに適した人材と必要なスキルを考える
3.1 PMO人材のスキル
3.2 プロジェクトマネジメントコンサルタント
3.3 プロジェクトコントローラー
3.4 プロジェクトアドミニストレーター
3.5 リスクマネジメントスキル
第4章 PMOの実行とコントロール
-PMBOK知識エリア別のPMO活用事例(24のケース)
4.1 プロジェクト統合マネジメント
4.2 プロジェクト・スコープ・マネジメント
4.3 プロジェクト・タイム・マネジメント
4.4 プロジェクト・コスト・マネジメント
4.5 プロジェクト品質マネジメント
4.6 プロジェクト人的資源マネジメント
4.7 プロジェクト・コミュニケーション・マネジメント
4.8 プロジェクト・リスク・マネジメント
4.9 プロジェクト調達マネジメント
第5章 PMO効率化のためのツール
5.1 PMOに必要なツールと選定基準
5.2 コミュニケーションコストという考え方
5.3 PMOに必要なツールの要件
5.4 PMOのためのソフトウェア 「ProViz5(プロビズファイブ)」
第6章 PMOのレッスンズ・ラーンド
6.1 PMO成熟度とは
6.2 PMO成熟度の基準カテゴリ
6.3 PMO成熟度向上のためのロードマップ
■書籍内容紹介
プロジェクトマネジメントにおけるPMBOK(Project Management Body of Knowledge)が普及したように、管理プロセスを構築することでPMO機能を強化し、プロジェクトの可視化を促進する方策は一般化している。また、プロジェクト管理ツールやリスク分析ツールを用い、効率的な管理プロセスを実行するケースも増えている。プロジェクトの状況は見えているにもかかわらず、プロジェクトマネジメントを改善できない結果、プロジェクトを成功に導くことができていないPMOも多く存在する。
PMOに必要な権限についての議論や、責任範囲が不明瞭であるから、役割も不明瞭になるという議論もある。しかしながら、権限や責任の付与は、PMOを機能させるための必要条件ではない。
これらの問題は、“人や組織”に対する配慮が欠いていることが起因している。いくら立派なプロジェクト管理標準を作ったとしても、いかに優秀なソフトウェアを導入したとしても、そこでマネジメントを実行する“人や組織”が不適切なものであれば、プロジェクトマネジメントは良くならない。
“プロセスやツール”を導入することによるマネジメントの改善には限界がある。“人や組織”を生かしていくことで真のマネジメントを実現することができる。
本書では、PMOのフレームワークを、「組織」「人」「プロセス」「ツール」の4つに分けて論じる。
★「日経情報ストラテジー」「日経コンピュータ」で本書が紹介されています。