Archive for 1月, 2010

信じた道を貫く

Posted by T.N on 1月 28, 2010
プロジェクトマネジメント / No Comments

最近、不可能だと言われていた無農薬のりんご栽培に成功した方の本を読みました。

普段私達が口にしているりんごは人為的な品種改良を繰り返しているために、病気に対して非常に弱く、無農薬で栽培しようとすると病気になって木が枯れてしまうので実現は不可能というのが常識だったそうです。

果樹園と聞いてイメージするのは敷地内に果樹だけがあり、余計な雑草等が生えていない光景が皆さんも思い浮かぶと思います。しかし、無農薬で栽培しようとすると農薬によって病気を媒介する害虫が駆除されないうえに、雑草が無いために果樹に集中することで余計に病気になりやすくなってしまうそうです。むしろ雑草が生い茂っているほうが害虫を駆除する天敵が生息する上に果樹に害虫が集中すること防止できるので、病気になりにくくなるようです。

常識や定説、周囲の批判にもめげずに自分の信念を貫いた結果、行き着いた結論だと思います。実際に何年も無収穫・無収入の状態が続き、何度も挫けかけたそうです。

プロジェクトの現場でも今までのフローやルールを変更しようとすると、理由は無視してただ変えたくないという思いで周りから抵抗にあう事があります。そんな時こそ、プロジェクト成功の為という信念を貫き、周りの批判に負けない強さが必要だと思います。

PMOとしてのスタンス

Posted by A.K-a on 1月 25, 2010
プロジェクトマネジメント / No Comments

 PMOの役割は多種多様と言われますが、同じように、PMOのパーソナリティ、スタンスも様々だと感じています。たとえば、プロジェクトの内容まで把握しようとするタイプと、そうでないタイプがいると思います。システム開発プロジェクトで言えば、どんなシステムを構築しているか、各チームがどんな内容で苦労しているかなど数値、形式だけでなく、中身まで把握するタイプとしないタイプです。

 この2つについては一概にどちらであるべきという訳ではなく、プロジェクト毎のクライアントのニーズ(契約)であったり、PMO体制・工数に依存します。また、PMOのスキル・経験等による部分もあると感じます。工数がないなかで、中身まで把握することは難しいですし、あまり知らない領域に下手に手を出すと、かえって現場を混乱させてしまいます。

 ただ、ここで気になるのは姿勢です。契約、スキル、工数負荷とは別の次元として、プロジェクトを理解する気持ちがあるかという部分です。PMOは中身を知らなくていいとか、残業が増えているので、自分の持ち場だけきちんとするというような壁を作る行動があれば気になります。たしかに、プロジェクトは役割分担が必要ではあるのですが、とかく大規模プロジェクトではチームも多く、チーム間での壁を取り払う、隙間を埋めることもPMOの役割であるので(PMO自身が埋める必要はなく、リスクとして検知し、進言する場合もある)、PMOは率先して壁を作らず、幅広く見渡す姿勢、拾う姿勢が必要と思っています。また、PMOとして管理プロセスを導入する際も、広い視野を持ち、現場を知らなければ、定着化まで辿り着きません。

 PMOとして、広い視野を持つ、アンテナを高くする方法として、現場と対話する以外に私は以下のことをやっています。(プロジェクト状況・工数の余裕度合・環境によって全てをやるわけではないですが)

  • 現場のやりとりメールを把握する(気になるチーム、話題などのメールを追って、深堀する)
    ※現場のメーリングリストに入れてもらう場合もある
  • プロジェクトルームで集まって議論していることに聞き耳を立てる、参加する
  • プロジェクトで使っている専門技術について、インターネットで調べる
  • プロジェクトの企画構想資料から読み込む(途中からプロジェクトへ参画した場合)
  • プロジェクト参画時にクライアントに関する本(業界情報含む)を数冊読む
  • クライアント先の類似プロジェクトの情報を収集して、文化を掴む
  • クライアント情報を新聞、雑誌、インターネット等で収集
    ※RSSフィードやGoogleアラートなどプッシュ型の情報収集を行うと工数をかけずに収集できます
  • クライアントの社内ホームページを見る(組織図やニュースなど)
    ※常駐している場合など、イントラネットが公開されているケース

など

 これらのことは、直接的にはPMOタスクには関係ないかもしれませんが(特に後半部分)、たとえば、プロジェクト内のメールにはPM、リーダーの状況、思いなどが表れていたりしますので、PMOタスクを進める上で重要な情報源になります。負荷状況を見極めて、会議体をアレンジしたり、気の利いた振る舞いができると(かゆいところに手が届く)、プロジェクトメンバとの関係性構築、プロジェクト改善に繋がることもあると思います。中身・状況が分かっている人(当事者意識がある人)には相談したくなるという部分もありますので、進捗状況や課題なども収集するのではなく、自然と集まる、集まり易くなる場合もあります。

 PMOなのでプロジェクトマネジメント領域に集中することは前提ですが、広い視点でプロジェクトに興味を持って、時間があるときに上記を試してみるのもよいのではないかと思っています。(あくまで、役割分担、工数負荷などとは違う次元での話です)

 PMOスキルを伸ばす、教育という観点でも、「PMOはシステム・業務の知識が必要か」という問いなどがありますが、あるに越したことはないと思っています。また、PMOをやりながらでも、上記観点で行動することで、徐々に身につけることができると思っています。(システム開発や業務支援など現場を経験している方が多いと思いますので、今までの経験を生かして、自分が深く経験している分野をベースに視野を広げることができると思います。また、詳しい領域を示すと、苦労話も共有できますし、現場との距離が縮まることがあります)

 PMOをやっていて、プロジェクトマネジメント領域を極めようと思い、特化して、マネジメントスキル向上を目指すこともあると思いますが、同じくらいに、現場のプロジェクトに目を向ける姿勢が大切なのかなと感じています。

PMOに対する市場の期待について考える

ITという言葉が世に広まってから既に10年以上が経ち、
企業経営にとってシステムはもはや切り離せない時代となっています。
10年前は「ITによって業務を効率化し、コスト削減を実現する」などと
謳っていましたが、最近になって企業はようやくその実態が見えて
きたのではないでしょうか。

プロジェクトは以前と変わらず複雑かつ巨大で、多額のコストを必要とします。
またプロジェクトが終わっても保守費・ライセンス費が変わらず発生するし、
情報化によって、企業の経営スピード以上に市場の変化と多様化が促進され、
それに合わせてシステムの改修頻度も高くなる傾向にあります。
必然的にプロジェクトの数が増え、一向にコスト削減は進まず、
またプロジェクトを上手く進められる人材も不足しがちです。
そこにリーマンショックとアジアの台頭によるパラダイムシフト。
そのような状況下で、企業のプロジェクトに対する目はより厳しくなりました。

なぜPMOの存在意義が高まったのか。
それはPMOを強化することが、プロジェクトのトータルコスト低減に繋がる
という希望を与えているからではないでしょうか。
またPMOの働きは、プロジェクト自体だけではなく保守以降のフェーズで
システム全体に掛かる全体費用を抑えることも期待できます。

企業の視点で見ると、ベンダーやシステム部隊を持つコンサルティングは、
開発メンバーを増やす=コストを肥大化させるように動いていると
見られるかもしれません。
しかし開発部隊を持たないPMOというと、遅延や品質低下などによって
発生する余計な工数を削減してくれる人達と映るかもしれません。

その根本的な立ち位置の違いが、MSOLが市場から求められる
使命の一つであると考えています。

PJA派遣事業の活動

Posted by K.N-a on 1月 07, 2010
プロジェクトマネジメント / No Comments

新年あけましておめでとうございます。

本年もこのブログをよろしくお願いいたします。

さて、私は弊社の派遣事業の担当をしているのですが
先日登録していただいた方と面談をさせていただきました。

面談をさせていただいた方にいつも質問させていただくことがあります。
それは、「どのようにして、弊社の派遣事業を知りましたか?」という質問です。

先日、面談をさせていただいた方は、リスクマネジメントについてWebで
検索していた時に、弊社を見つけて派遣事業に興味を持たれたとのことでした。

皆さんは弊社をどのようにしてお知りになったでしょうか?
PMOもしくは、プロジェクトマネジメントなどのキーワードでしょうか?

皆さんが興味をもたれているキーワードが、皆さんが興味を持たれているまたは
問題意識も持っていることだと思います。
このブログでも、そのような情報を提供できればと思っています。