“プロジェクトメンバのモチベーションを向上させること”。現場で働くPMOにとってプロジェクトの生産性を高めるという意味で重要役割だと私は考えています。
現在、私が携わっている某システム開発プロジェクトは、テストフェーズの真最中ということもあり、プロジェクトメンバの稼動時間が高まり、メンバのモチベーションが低下気味です。その様な中、モチベーションの向上のため主に下記3点について気を配るようにしています。
1つは、プロジェクトの目的を明確にすることです。日々の仕事に感けていると、何となく何のために働いているのか目的を見失いがちになってしまいます。プロジェクトの目的を明確にし、このプロジェクトの進むべき方向とその先に何があるのかを示すこと、これが非常に重要だと思っています。このプロジェクトによってどんな価値が産み出そうとしているのかを話したり、プロジェクトに関連する新聞記事や、ニュースがあった場合は必ずプロジェクト内に展開し、このプロジェクトの意義について少しでも考えてもらえるように試みています。
2つめは、プロジェクトメンバの意識をより前向きな方向へ向けてもらうことです。
稼動時間が多くなってくると「~はできない」「~は無理だ」などと、どうしてもネガティブな意見が増える傾向にあります。そこで私は「なぜ、出来ないのですか」「なぜ、無理なのですか」と”なぜなぜ”で原因を追究することは避け、「それではどうすれば良いとお考えですか?」と、プロジェクトメンバの意識を、問題そのものよりも問題解決の方向に向けてもらうように心掛けています。
私個人としても心掛けていることがあります。ネガティブな発言は慎み、常にポジティブな発言を意識することです。例えば、疲れた時は「はぁ、疲れたぁ」の代わりに「盛り上がってきたぁ!」と言い換えてみたりしています。(笑) ネガティブな気持ちは周囲にも伝染しますからね。もちろん、たまにはモチベーションが下がることがありますが、そんなとき事こそ、「PMOの自分がモチベーションを下げてどうするんだ!」と自分に言い聞かせています。
私は現在携わっているプロジェクトのキックオフの際にこう言いました。「私は設計書1枚書くことも、プログラム1行書くことも、クライアントと仕様を詰めることもしません。私の仕事は、皆さんが気持ちよく働ける環境を作ることです。」
今日も一日、プロジェクトの生産性向上のため、まずは自分から、前向きな気持ちで努めていきたいと思っています。

