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昔の自分に会いに行く

2016.10.20

高校の国語の授業での話。

 
教師: 「事前に読んできた人ー。」
 
生徒: (過半数の手が挙がる)
 
教師: 「(1人の生徒を指して)何回読んだ?」
 
生徒: 「へ?1回ですが。」
 
教師: 「はあ?1回だと“読んだ”とは言わないよ。
    1回は“眺めた”と言うんだよ。
    “読んだ”と言うなら3回以上じゃないと。」
 
教師: 「3回以上読んだやつはいないのか?」
 
生徒: (数人の手が挙がる)
 
教師: 「お!どれどれ教科書見せてみろ。
    うん?なんだ真っ白じゃん。
    気になった文に線引いたり、
    メモ書いたりしねーの?」
 
教師は、1回読んだだけでは腹落ちしないことと、腹落ちするためには響いた文に線を引いて読み返したり、自分なりの解釈のメモ書きが必要であることを伝えたかったんだと思う。
 
先日の週末の話。
 
雨の中、本屋さんに新しい本を仕入れに行くのも面倒なので、自宅の本棚にある読み終えた一冊を手に取り読み始めた。
 
アンダーライン、ドックイヤー、メモ書き...
とてもじゃないけど古本屋さんには売れない状態の本。
 
うーん。何でこの文に線引いているんだろう?
折り目付いてるけど、このページのどこが気になったのかな?
このメモ書きからすると、当時はこういう解釈をしていたのかな。
当時は理解できなかったけど、今なら理解できるぞ。
などなど。
 
まるで昔の自分と会話しているようでなかなかに楽しい。
 
また、当時抱えていた課題と、その課題をどのように解決してきたかを振り返ることができ、本に記載されている以上の効果もあったと感じる。
 
やっぱり1回読んだだけでは足りないなあ。
線引いたり、折り目付けたり、メモ書きしてたおかげで理解が深まったなあ。
 
国語のA木先生、20数年越しに今更ながらですが感謝です。
うん。雨の週末も悪くないね。

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